キャッチコピーから読み解くティファニーの策略
ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。
ひとりで生きていけるふたりが、
— コピーライッター(㍿コピーライター代表) (@copy_writter) June 22, 2015
それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。
ティファニー
眞木準 pic.twitter.com/BUGfA0GoWw
これは、11/22のいい夫婦の日に合わせて書かれたティファニーのキャッチコピーです。
これにキュンキュンきた人。実に、甘い!このキャッチ1本にティファニーの策略が見えてくる。
- 夫婦が経済的に自立している人がティファニーの顧客。夫婦になることで経済的負担の軽減を目指しているような人たちは、他の店に行ってくれ。
- 独身のままでも購入してもらえるだろうがきっかけが難しい。夫婦になると必然的に購入してもらえるので、ぜひ夫婦になってほしい。
- ひとりでも生きていけるということは、離婚しても財力があるってこと。独身に戻ってもよろしく。
- さらに再婚でもすれば、再び婚約&結婚指輪の購入が期待できる。離婚してもう結婚はコリゴリって思っている独身バツイチにもぜひこのコピーを見て再起してほしい。
そんな意図で捉えてしまう私はひねくれもの…
それにしても、さすが結婚指輪ランキング1位のジュエリーブランドは強気だなー。
そんな私も、一時は結婚指輪は絶対にニューヨーク五番街のティファニーで購入し、そしてその後に甘ったるいダンキンドーナツをほうばることを夢見てました。
もう200%叶わぬ夢…いいんだ、いいんだ、どうせ、あの映画のようなロケーションはもうないから。観光客だらけだから。となりトランプタワーでビル風すごいし!
と、若干ひがみっぽくなったところで終わりにする。