身軽な旅を模索しまくった結果辿り着いた3カ条
よく旅行に行く。主に海外に。
昔はバックパックで移動していたが、最近はスーツケースも多くなった。
場所によっては、まだバックパックで行ったりもする。
そんな私は、長きに渡って旅行中どれだけ身軽でいられるか、を考えてきた。
その1. 使い捨てに徹するベシ
現地で焼却できるものは、できるだけ捨てて帰る。
スキンケア用品、ガイドブック、そして下着。
スキンケア用品は、貰い物のサンプルを貯めて置いて、いざという時に持って行っていた。あとは、役に立っていたのが、弁当に付いてくるタレビンである。
その中に、化粧水や乳液を滞在日数分だけひたすら入れてた。コンタクトの洗浄液なんかも。しかし、ただひたすらこの小さな口に化粧水や乳液を入れる時間がもったいなく感じるようになってきた。下手するとこぼれるし。
すると、「もっといい方法ないんかな?」と悩んでいた私の目の前に、画期的なスキンケアが登場した。
無印のオールインワンジェル 携帯用である。
オールインワンっていいのかな?と疑わしさを持って試したところ、全然イケた。
なぜ、今もなお化粧水と乳液と美容液が分かれて売られているのかが分からなくなるくらい、これ一つで、はい終了〜なのだ。
コスメボックスに入れても場所を取らない。
ん?てことは、絶対旅行に便利やん・・!と思っていたら、ありましたよ。携帯用。
ちなみに、銭湯やサウナに行くときも使える。なんて、万能なんだ・・!
ガイドブックは、最初に地図や行く予定の観光情報が載っている箇所だけをホッチキスで止めて持って行っていた。それすらもお荷物に思えたから、今では基本ガイドブックは電子書籍を選択し、紙の本は持参していない。
そして、下着である。旅行に行く時の下着は、捨ててもいいくらいボロボロの下着である。そして、できれば小さなハサミまたはアウトドアで持って行くような小さなナイフを用意してカットして捨てるのである。
その昔、ヨーロッパを旅行中に知り合った女子の団体(日本人)とホテルの一室でお酒を飲みながら、「下着の葬式」なるものを開催した。そこで私たちはボロボロになった下着に「どうしたらそこまでボロボロにできるのか!?」などとツッコミを入れながら切り刻み、ゴミ箱に葬っていた。
その2. 空気も荷物と思うベシ
衣類と圧縮袋は必ずセットである。とにかく小さくコンパクトにまとめる。重量は同じでも、小さくまとめるだけで身軽さが大いに変わってくる。大きさがあればある分、機内持ち込みに不利になるからだ。
おそらく多くの人が、荷物をできるだけバゲッジクレームに預けたくないと思っているだろう。到着後、ベルトコンベアからなかなか出てこない荷物を待つストレス。そして、トランジットでもあろうものならロストバゲッジに遭遇するかもしれないという不安・・!
だから、否が応でも各航空会社の手荷物制限はクリアしたい。また、帰りはどうしても荷物が増えるので、コンパクトにできるかどうかも勝負になってくる。だからこそ、荷物はあくまでコンパクトに。空気はなるべく抜くようにしないといけないのである。
その3. 日本でしか手に入らなさそうなものは持って行くベシ
身軽、と言っても「現地で買えばいいや」と思って本当に何も持っていかない、というのでは困る。日本ほど何でも売っている国は意外と少ない。特に傘。雨具。特に日本以上に降水量の多い国ほど売っているところが少ない。現地の人たちは濡れても平気なのである。雨の日に傘をさす習慣のある国なんて、日本が世界一なんではないかと思うほどである。だから、傘(折りたたみ)は必須である。
その他、私が幾度となく持参して助けられたアイテムがある。
それは、
ハッカ油
である。
ハッカ油は、海外でも売っていると思うが、原液で使用すると刺激が強すぎるため、水とエタノールを入れた小瓶に1、2滴たらして使用する。(1滴だけでもすごくスースーする)
夏は灼熱の暑さをこれで凌ぎ、虫除けや虫刺されの痕に塗ったりしていた。あとは、マスクに付けたり、消臭につかったり、万能なのが身軽な旅行にピッタリなのである。
今のところ、以上である。今のところ。これまで何度も更新してきた。タレビンのアイデアを知った時はもうこれ以上ない!と思っていたけど、結局そうでもなかった。使い捨てできるのは便利だけど。
旅は常にアップデートなのである。