ひらきなおり日記

ロスジェネのライフ

副業を認める代わりに手数料を要求する会社

ある大手の取引会社の人と、副業流行ってますよね的な話題をしたときのこと。「うちの会社、副業禁止なんで」とピシャリと言われたことがある。

ううん!?ちょっと、待って。おたくの会社で会社名は名乗ってないけれど、テレビやネットに露出している人、いっぱいいるじゃないですか…!

そう、名前と会社名を検索すれば、「〇〇はどこどこの社員」などとヒットするのである。

思わず「でも、ニュース番組でコメンテーターしてる〇〇さんて、御社の社員ですよね?」と聞きそうになったが、「知りません」と突っぱねられそうなのでやめておいた。

会社としては副業禁止なのに、堂々と顔出しで副業している…その矛盾を抱えたまま、執務室に戻った。

 

かく言う私の会社も基本的には副業禁止である。なぜかわからない。ただ株投資や不動産投資をやっている人もいるし、個人でアプリ開発を行なっている人間もいる。彼らは特に隠してもいないし、なんならアプリローンチしましたっていうスラックが飛んできたりする。以前、社長の前で株投資について熱く語っている社員がいたが、社長は興味深く話を聞いていた。なので、そのあたりの締め付けはそこまで厳しくないのだろう。

確定申告の際にマイナンバーでバレるという話もあるが、事前に役所に所得を別にする申請を行なっておけばバレることもないし。

ten-navi.com

 

それを不思議に思って、先輩に「あそこの会社、副業禁止て言ってたけど堂々と副業してる人、いますよね」というと、

「副業の売り上げの何割か、会社に納付してるって聞いたことがある」

とな。

…本当かどうか定かではないが、搾取っぷりがすごい。

それを聞くと、思わず吉本興行を想起してしまった。吉本の闇営業の発端も、会社の搾取っぷりに嫌気がさしたのが原因だろう。自身が個人で取ってきた仕事に関しても、何割(結構な額)が会社に支払われる。そこで会社に報告せずに、勝手に営業して勝手に金品のやりとりをしていたというわけだ。

昨今の吉本芸人のYouTube進出についても、同じように見える。

テレビは枠が限られているし、YouTubeであれば企画も演出も芸人が独自に行い、コストもかからない(素人と違って編集などの制作は他のスタッフがやっているのだろうけど)。始めるのも打ち切るのも勝手にすればいい(他の出演者に迷惑をかけない)。それに営業を頑張らずとも、ある程度はチャリンチャリン入ってくるのである。

とはいえ、事務所側は登録者が伸びたのは事務所に所属しているからであって、自分の名前だけではない、という名目で手数料を取っているのだろう。

 

大手企業がどんどん副業を解禁している。それはどういう意図があるのだろうか。会社が潰れても困らないようになのか、それとも…

fukugyo.co.jp

「人事アンケート」はいじめ対策の「話し合い」に似ている

 

 

先日、人事部からこんなアンケートがきた。

*********

上期の賞与評価について調査を行っています。上長のフィードバックについて以下当てはまる項目にチェックをお願いします。

 

□1.上長から評価シートを元にフィードバック後、賞与を提示された。

□2.上長から評価シートなしにフィードバック後、賞与を提示された。

□3.上長ではない人から評価シートを元にフィードバック後、賞与を提示された。

□4.上長でない人から評価シートなしにフィードバック後、賞与を提示された。

□5.フィードバックなしで、賞与を提示された。

 *********

私の会社は上期下期で「評価シート」なるものに5段階評価をする。自分と上長、そしてグループ長がそれぞれ評価して照らし合わせて決定し、賞与に反映される。

…普通だと、全社員が「1.」に該当しないとおかしい。

だって、賞与を決定するために上長と部下が結構な時間を割いて評価シートを作ってるのだから。

とはいえ、後日、このようなアンケートが送られてくるということは、評価シート無視、上長以外の人に共有するというプライバシーの保護無視、評価すら教えない人権無視みたいな扱いを受けた人がいるのだろう。

 

そして人事部に苦情がきたのか、このアンケートである。

正直、私はこのアンケートをスルーした。例え該当が「1.」でも、である。

 

アンケートを実施したからといって、やり直しは聞かないのだ。そして、個人情報ダダ漏れの過失(上長以外の人が賞与提示するとか)がある限り、今後もその可能性はある。

 

改善する気のなさそうなアンケート

こんな解決につながらない対策は、ニュースでよく見る学校や教育委員会の「いじめ対策」に似ている。

調査はしていました、業務を全うしていました、以上。

もし、いじめた張本人を知っていてもその人を呼び出して尋問することはない。問題に巻き込まれたくないからだ。

今回の人事アンケートもそうだろう。怠慢な上層部の課題を改善することが目的ではなく、苦情をその場しのぎ扱いして、とりあえず調査しているから沈静化してくれというのが狙いだろう。

 

だって、結果が出てこないのだから

この手の人事アンケートが時々あるが、アンケート結果を公表する、または制度の改善と言った話を聞いたことはない。

おそらく結果がよくないのだろう。結果がよければ公表する。というか、こんな苦情アンケートしない。

上記のようなアンケートを実施すること、イコール苦情が多発しているのがバレバレである。

ある会社は、部下や外部の人間が上層部を評価する制度を設けていたりする。

今はモチベーションクラウドのような第三者機関がアンケートを実施し改善策を提案するというサービスもあるが、組織全体、チーム全体の話であって、個人の評価ではない。部下は評価対象なのに、なぜ上司は評価されないのか。また、上司は上層部でしか評価されないのか。

www.motivation-cloud.com

 

問題は評価ではなく、給与に反映されること

人間関係がややこしくなったところで、おそらく組織で働いている人間は修復がゴールではないだろう。

今まで散々ひどい扱いしてきた人と仲良くなりたいですか?「ごめん」と謝ったら一件落着なのか?

そうではない。仲悪くても、正当な評価があれば問題にはならないはずだ。

そうなると、給与・年収に関する評価を一個人に託さない方法を考えるべきである。

 

コト・モノ・関わる人全てを味方につけること

一個人の評価で一喜一憂してもしょうがない。だったら、どうするか。

とりあえず、直下の評価者のいうことはスルーして、周りをうまく巻き込むことである。第一に目標設定した段階で、実現可能かどうかを優先に考えること。スキルアップや野心は二の次。まずクリアできる目標か。無理がないか。ここをクリアしないと、前に進めない。第二に、設定した目標は逐一チェックして、現時点でクリアしたものに関してはその詳細と日時、エビデンスとなるものを揃えておくこと。例えば、新規案件の獲得であれば、どこのクライアントのプロジェクトに参加したか、チーム編成、純利益などをメモしておく。それを積み重ねることで、いざ評価になった時に実績として使える。

また、参加したプロジェクトのプロジェクトマネージャーからも評価をもらっているとベストである。「〇〇さんからこういう評価もらってます」という、直属の上司が知らないところでもしっかり頑張っていることをアピールできるからだ。

一番いいのは、上司のさらに上の上層部が自分の評判を知っていることである。ゴマをすれというわけではなく、もっと上の人間が関わっている、もしくは内情を把握しているプロジェクトに参加していると話が早い。そうやって周りから固めて、身動き取れなくするのである。

 

会社をやめる原因の大半は人間関係と言われる。でも、転職すれば解消されるかと言えばそうではない。結局、組織に属する限り(フリーランスであっても)、人間関係の悩みは必ずつきまとってくるのだ。

だからこそ、人間関係で困ったことになっても悩まない。対象者をいかにスルーして、自分のポジション(それは役職や役割という意味ではなく、継続的に求められる人材)を維持するかを考えることが得策なのである。

答えじゃないが、良いコピーを量産する方法

ひさびさにブログを書く。

半年ぶり。その間、何をしてたかって。

仕事では、担当が企業サイトの運営からWeb広告の制作に変わって、社風は変わらずだがちょっとした変化があった。あと、マンション購入を本気で検討していて、不動産の勉強をちょっとしていた。でも、コロナのおかげでリーマンショック以来の不景気に陥ってるというし、円高ドル安になる日も近いから、ドル買い資金も手元に置いておかなくては、と思い、今は活動を休止している。

 

今回の本題は、Web広告担当になって驚いたこと。

Web広告担当と言っても、PDCA回すプランナーやディレクターというよりコピーライターとしてCTA(Call to action)を増やすことを要求されている。

個人的には、Web広告はそんなに場数を踏んでいないので不安だった。チームメンバーに相談すると、新しく入ったプロジェクトチームには、若手育成のための研修が頻繁に行われていており、コピーライター研修なるものもあるので、そこに参加するよう勧められた。

「え?今頃??」と若干顔が引きつったが、協調性ゼロの私をチームの一員に迎えてくれた人のアドバイスを拒否する訳にもいかず「はい!参加します!!」と元気よく返事した。

 

私は、一応コピーライターの肩書きを持っていた経験はあるが、コピーライターの学校に行ったことがない。

某広告専門出版社が主催するコピーライターの学校に体験入学をしたとき、

コピーを勉強するだけで15万円(当時)かかるなんて…紙とペンだけあったらできるやん…

そんな投資して、なれる保証もないし…

ということで、結局行かなかった。もう、15年以上前の話だが。

現役の大手広告代理店のコピーライターが講師をしている、というのが宣伝文句だった。

ということは、この人たちと仕事をする機会を作って、その中から技を盗めばいいじゃん。それができないなら才能がないってことで諦めたらいいじゃん。

という結論に至ったのである。

あれから15年超。紆余曲折はあったものの、当時講師だったクリエイティブディレクターと同じ部署に所属している。キリッ(`・∀・´)

 

コピー100本とか言ってる奴、オワコン

さて、新卒軍団に混ざってコピーライター研修に参加した。

そこで見たものは…

あの体験入学したときと同じような光景。15年以上前と同じような光景。

  1. お題が出る
  2. とにかく書く
  3. 講師に見せる
  4. 表現の部分だけ評価

私はこの光景を見ていて、腹わたが煮え繰り返った。

未だにこんな教え方しているの?と。生徒はただ見せて、良い、悪いだけ聞く。そして先人たちが作った名作コピーを紹介して終わり。それじゃあ、100本書いても上達しないよね。100本書いたら、絶対1本は採用されるなんてロジックはない。私だったら、ただ闇雲に書いても無駄だからやめとけ、と言いたい。

 

じゃあ、どうするか。

講師は、どうやってこと言葉を考えたか、工程を聞くべきだし。コピーの設計方法について教えるべき。

コピーは自由度が高い表現手段だから、パッと見せられても「?」となる人も少なくない。だからこそ、意図となる一文が必要。それがちゃんと言えるかどうかで説得力が違ってくる。

私も駆け出しの時は、のっけから、闇雲に、コピーを書いていた。でもただただ疲れるだけでアップデートしないし、次も同じことをするとやんになっちゃう。

それに年取るごとに、プランニングとかディレクションとかコピー書く以外の業務も増えていくので初心の気持ちは大切だが、初心を同じようにやっていてはらちが明かないのです。

で、編み出した技がコレ↓

 

コピーを書く前にやること
  • 課題は何かを知る(クライアントが何をどう売りたいかを知る)
  • クライアント企業研究を徹底する(公式で企業理念、歴史・沿革、商品、売り上げは最低でも見るべき。あと検索で周囲からの評価)
  • 競合他社リサーチ(競合と同じことを言っては元も子もないんで、差別化できるところ探す)
  • ターゲットの決定とターゲットのペルソナ分析(ターゲットがどんなものを欲しがっているか
  • ターゲットの暮らしぶりの妄想(年収はどれくらいか、朝から夜までのルーティン、何を買うか、何を食べるかなど1日の生活ぶりなど)
  • ターゲットが商品を手にしたときの変化を妄想

できれば、対象商品を試しに体験できるのがベストだが、それができない場合は、とにかく妄想を描きまくる。

ちなみに、体験できた場合、自分だけの感想ではなく、お店の人に「これって人気なんですか?」と質問して見たり、実際使っている人の感想など、セルフ定性調査すると、意外な答えが返ってきて面白いことも。

いざコピーに着手
  • 方向性を3〜5方向決める(企業側発信、商品の特長、ユーザーメリット、ユーザー体験例、ユーザー視点、決済者視点など)
  • 広告以外でよく最近よく使われる言葉をリサーチして、それと結びつけられるか(SEO意識)
  • 真反対の言葉を連想してみる。(例えば、メリットがパーソナル対応だったら、その逆の団体・みんな同じ対応など)
  • 口に出して読む(リズムがあるかチェック)

むりくりにでも100本書かないといけなくなった場合、方向性が5つあると、5方向×20=100本になるので、言い方違いだけのコピーが並ぶより個性が出るし、書きやすい。

口に出して読む、はなかなかしないかもしれないが、読むことで印象に残るか残りにくいかわかってくる。リズムが悪いと、覚えられにくいかな〜ということでボツにしたりする。

やってはいけないこと
  • 無理やり造語を作ること(検索しても出てこない言葉はNG)
  • 「、」が多い文章(プツプツ切れる文章は読みにくい)
  • 一文が長い文章(だらだら続く文章は疲れる)
  • いつの間にか説明になってるコピー(so what?と思わせてはダメ)
  • 否定から入るコピー(例えば、ダイエット商品のコピーで「太ることは問題だ」とか。太ることが本当に悪かと言えばそうではないから。普段、ネガに捉えられがちな言葉は、本当にネガなのか問うべき)

以上を踏まえてコピーを開発していくと、自ずと50本、100本近くはスピード感持って書けるはずなのである。

それに開発経緯を企画書に落とし込めば、プレゼンもしやすい。

 

良いコピーが机上で作られることは稀

そして経験談になるけれど、良いコピーは机上で生まれることは稀である。

大体、料理をしているときやお風呂に入っているとき、掃除しているとき、移動しているときに思い浮かんだりする。

なので、個人的には、机上での作業は2〜3時間(パワポで資料を作る時間含む)、それ以外で考える時間を多めにとるというのが、スピード感持って良いコピーを開発できる方法だと思っている。

 

若手に種明かしをしない社員

「なんで種明かしをしないんだよ!」

それが、このコピー研修の感想だ。新人生徒たちのコピーは、どんな風に書いたらいいのかわからないがとにかく書いた、というのが見え見えのコピーばかりだった。そして、講師に媚びるような奇をてらったものも少なくなかった。

そして、彼らは10年以上前に良しとされていた名作コピーを見せられる。

市場も媒体も見せ方も古い、だけど名作コピー。

 

これからは経験よりも学習がモノをいう時代

こんなところで時間潰しているんだったら、コピーや情報設計、マーケティングの本を漁った方がマシ。

コピーのゴールは、知らない人が見て関心持って、行動してもらえる(心を動かすだけじゃダメ)ことなのだ。

これからのコピーライターはことばを開発するだけじゃなく、情報設計からマーケティングまで網羅しないといけない。そうなるとコピーを書く時間が少なくなる。だからこそ、早く良いコピーを書く方法を知って、ベースを固めるべきなのだ。

コピーであれ、デザインであれ、何にでも言えることだけど表現方法に答えはない。けれど、基本無くして応用はできない。答えを見つけるのは誰でも苦しい。苦しんでいる自分が何をすべきか。それは、答えを導くための方程式を早く知ることで、時間(経験)が解決してくれる訳ではないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

うつが治った日にある人から連絡がきた

私は3年ほど前にうつを発症した。休職まではしなかったものの休む時はなるべくベッドから出ず、ちょっと元気になっても頻繁に誰に会うこともなく、本を読み、ヨガだとか瞑想だとかして何とか回復の時期をまった。

そして、ついに!!!

先月から断薬を初めて、経過観察ののち、もう病院に行かなくてもよくなったのである。

最後に先生や受付の人に「ありがとうございました」と言って病院を去る時の感無量な気持ち。長かった〜

自分が休職せずに通院をしていることが正しいことか、わからなかった。(普通だったら1ヶ月くらい休職したりするんだろうけど)

けれど、精神科医の先生も「薬やめていいよ」って言ってくれてるし、とりあえず治ったってことで。病院を出た瞬間、秋の空が物悲しく広がっていた訳だけど、私は嬉しくて心の中で「ヒャッホー」と叫んだ。

 

そんな幸せを噛み締めた日に限って、3年前に別れた元カレからLINEがきました。

なんちゅータイミング。

しかも書いている内容が「久しぶりー元気?」みたいな軽い挨拶じゃなくて、

「また入院した。もうダメかも」

である。

一瞬グラッと来た。

 わたしがブロックし忘れたのがいけないのだが、スマホに表示されたメッセージにはハッキリそう書いてあった。

私は既読スルーして、慎重に削除し、改めてブロックした。

 

彼が入院するのは2度目である。

1度目は私と別れた直後だった。彼はフリーランスのデザイナーなのだが失踪癖があり突然連絡がなくなるということが度々あった。しかし何故か売れっ子で、仕事が減るどころか増えていくという不思議な現象が続いていた。しかし、流石に周囲への迷惑がひどいのでコーワーカーに「病院で診てもらってこい」と言われたのである。検査入院までして下された診断結果は、ADHD

内心、検査しなくても知ってる、という納得感があった。その頃、私たちは別れる寸前まで来ていて、入院中に会ったのが最後だった。

「また入院」とあるものの、ADHDで再入院なんてあるのかな?と一瞬不思議に思った。もしかしたら別の疾患かもしれない。しかし、私には関係ないことだ。

例え再会してもいい方向には転ばない。彼は何かしらの救いというか期待があるのだろうが、私にはない。これをボタンの掛け違いとでもいうのか。

 

私のうつの理由は仕事だけじゃなく、彼といたことも一因だった。

彼といるときの私は、自分を責めてばかりいた。彼は学生のころ優等生だったようで、一流大を卒業し、友人知人もそれなりの大学を出ている人で固めていた。私に友人を紹介するときも何故か学歴がついてきた。

ただ、私は四流の女子大卒で、大学へ行くのがいやで半年休学までしている。結局親に「大学だけは卒業して」と頼まれて仕方なく卒業まで籍をおいた。(それは後々、私に職業選択の自由をもたらしてくれたので、反対した親には感謝なのだが)

そういう訳で、学歴重視の彼が何故私と付き合うのかも不思議でならなかった。そして、常に誰かと自分を比較してしまう状況に居心地の悪さを感じた。

重ねて仕事もうまく行かず、ストレスが溜まりに溜まったのだろう、うつ病を発症したのである。

 

あれから数年が経ち、彼と過ごして正直しんどかった日々を徐々に忘れ、ストレスも消えつつあった矢先、彼から連絡が来たのである。

結果、ブロックして終わりなのだけれど、この事を誰かに話したりすることはなかった。相談するほどのことでもない。もう自分の中で決着はついている。

あの頃の自分と今の自分、変わったところといえば、誰かに振り回されたり、比較することがなくったところか。会社では相変わらず高学歴が高収入で転職してきて、学閥があったり、ゴマスリが評価されたりしているが、その輪には入らないし、入れない。それに昇給したところで上限決まってるし、税金差し引くとそれほど差がないのである。

数字だけを追えば、誰もがそう実感するだろう。だけど人は自分を奮い立たせる為に色んな、余計な鎧をつけたがるのだ。

私はそんな人に対して仕事以上の評価はいらない。仕事して納品して対価をいただく。そんな単純なことだったら私でもできる。それだけだ。

元カレに対しても同じだ。期待とか思惑とか見えないものに色々悩んでも答えは出ない。

そうやって開き直ったら、不思議にポジティブになれて、迷いなく前に進めるようになる。

会社のスケジュールを暗号にした

最近、アイドルの瞳に映る映像で住所を特定した、という事件があった。

 

そこまでの執着心はないものの、人は他人が気になる時が時々ある。

以前、私が某プロジェクトを離れる時、一緒に仕事していた同僚から「次は案件するんですか?」と聞かれた。特には決まってなかったので「あー、特には決まってないけど」とテキトーに答えていた。そうすると会う度に何度もしつこく聞いてくるのだ。え?なんで??もう、あなたと私が仕事で絡むことないのに。

 

また別の日、私の会社はスケジュールをPC上のカレンダーで管理しているのだが、その同僚は全く仕事で絡みのない人に「私、〇〇さんのスケジュール、チェックしてるんですよーいつも忙しそうですね」と言ってるのを耳にした。え?なんで?なんでチェックしてるの?

…他人のやってることが気になってしょうがないのだ。そして、側から見て忙しそうな人、プロジェクトを降りたり、異動したり、転職した人など、側からみてちょっとでも目立つような行動を取れば、その理由が知りたくて知りたくてしょうがない。

そういう人は時々、というか結構いる。

 

というわけで、噂のネタになってもいいけど絡まれるのが面倒なのでスケジュールを暗号化してやった(仕事で絡む人も閲覧するから外出と打ち合わせは素直にそのままにしている)。例えば、アルファベットだけで書いたり、「夜露死苦」みたいな漢字の当て字を使ったり、おかしな漢字変換をそのままにしたり。どうだ、参ったか。

 

あくる日、他人の行動が気になってしょうがない同僚とばったり出くわした。別に挨拶だけで終わらせたかったけれど、すれ違いざま、

「あの謎のスケジュール、何?」

よく見てんなー。気にしてんなー。

「何ですか?カレンダーのことですか?」私はとぼけて続けた。

「まともに打つのがめんどくさい」

以上です。 

「賞」なんて裏で政治が動いているに決まってんじゃん

ノーベル賞のニュースが流れてきてるので、ここで一つ。

 

私は、基本「賞」なるものに「すごーい」という価値観を持っていない。

これは生まれた時からそう思っていたのではなくて、人生の節目節目で遭遇した「賞」体験に基づく。

かくゆう私も若かりし頃は、賞レースなるものに没頭したこともあった。(基本、賞より賞金が欲しかったからなんだが)

元々広告ギョーカイで働いていたので、広告賞なるものがたくさん存在した。仕事でもらえるものもあれば公募を受け付けるもの。賞金が出るものもあれば、そうでないもの、様々だ。一般企業でいう社長賞なるものもある。

私も何度かトライして全く引っかからなかった訳ではないのだが、数打っていくと、どうやら賞(特に金賞やグランプリ)を取るには、審査員と応募前から面識がある方が有利というのがわかってきた。癒着である。

そう思い始めると、面白いことにどういう人が受賞するか、事前にわかってくるようになる。それと同時にものっっっっっっっっっすごい落胆する。想像&創造していた時間を返せ、と。

さらに言うなら、賞と言うのは選抜であって、分母が多いほど価値がある。だから、お前(受賞者)に花持たせてやってんだから、なんかくれ(金券とか)、と思ってしまうのである。

 

政治の匂いしかしない社内コンペ

しかしながら、会社では社内コンペなるものが毎年と言うか毎月乱立している。全社コンペ、所属部署コンペ、プロジェクトコンペなどなど…

ある日、実在する企業(つまりクライアント)の商品の集客増加を目的とした企画を社内コンペするという、いわば企画する間はタダ働き的な通知がきた。私は当然、そんな「応募のお知らせ」が届いてもスルーしていた。すると、同じフロアにいるバカ真面目なストプラ(ストラテジックプラナーの略)の同僚から「ひらきさん、ぜひ協力して欲しいんだけど!」と熱烈なオファーされたのだ。私は開口一番「参加してもいいですけど、営業チームが獲りますよ」と答えた。

今回の題目は、集客のための戦略企画であって営業というよりもゴールまでの流れを作るマーケティングシステム開発に特化した人間の方が有利とは誰もが思っていた。なのに、である。

だって、審査員長が営業部長なんだもの。そして発起人が営業チームの係長なんだもの。

周囲は他の応募チームも含め「そんなこたーない」と高をくくっていた。私は渋々そのオファーを受けて企画をいくつか出した。審査は二次選考まであり、私が参加したチームはノミネートまで残った。

そこまで絞られるとどのチームが有力かなんて噂になる。誰もがストプラやマーケター、システム開発専門のいるチームを候補にあげていた。しかし、私はそこでも「いや、営業チームですね」との一点張りだった。

そして、結果は、

営業チームが受賞である。

その瞬間、思わず「ウェーイ、当たった〜」と爆笑&小躍りしてしまった。ストプラの同僚やチームの人たちはただ唖然としていた。

 

賞レースに疲れた私が編み出した賞レースの楽しみ方 

今回のことでもう賞レースはこりごりと思った私は次のフェーズに乗り出した。

賞レース賭博である。

主催や発起人、審査員が誰か突き止めれば大体予想がつく。ちなみに応募対象の成果物は見る必要はない。また歴史の長い賞であれば、歴代受賞をチェックすると自ずと法則が見えてきたりする。

例えば国内の広告賞(国外でもアジアの一部だとあるけど)だと、電通博報堂電通の下請け、博報堂の下請けが交互にバランスよく受賞していたりする。

ちなみにカンヌ映画祭アカデミー賞などの映画賞でも受賞傾向がなんとなくわかってくる。カンヌ映画祭では「万引き家族」がパルムドールを獲ったわけだけど、社会の暗い影を浮き彫りにするような映画を好む傾向が強い。「ロゼッタ」や「ある子供」などフランスの貧しく行き場のない子供たちを二度も描いでいずれもパルムドールを受賞したデルタンヌ兄弟が最たる例である。「万引き家族」がパルムドールを受賞したことで、日本はそんな国じゃないと批判した人もいるが、そういった問題に着目しているわけではない。社風と同じで、映画祭のクセによるものなのである。

さらに、できれば審査員もチェックしておきたい。審査員が受賞作から授けらる恩恵(例えば、広告だったらクライアント、本だったら出版社)について意識すると当たりやすいからだ。

こうした観点で考えると、賞レースは中にいるより外野で予想するのも面白かったりする(当たりやすかったりする)。

今や賞を獲ったからといって、パクリ疑惑が浮上したり、コンプライアンス的にどうなの?と問われたりするくらい、一般の人は情報を持っていて一概に褒められるものでもなくなってきているのだから。

 

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残業したら昇給しませんでしたけど、何か?

この前チェックしたメンタリストDaiGoの動画で、男女の賃金格差はどうも性差別が理由ではないんじゃないか、という研究報告があったが、私はこれに異を唱えたい。

この実験は被験者が男女問わず完全年功序列アメリカの鉄道員を対象にしているのだが、それでも男女で給与に差が出たというもの。原因は簡単で、男性が残業時間が多いのに対し、女性は少なかったからだ。

だから、仕事に対するモチベーションに差があるという話だった。

youtu.be

それを見て「え?私、残業してて評価下がりましたけど??」とついつい思ってしまった。

 

性差別はないかもしれないが、評価はボス次第。

私は以前広告ギョーカイで働いていて今はWEBギョーカイなので、いずれのギョーカイも働こうと思えば(というか納品までに)毎日でも徹夜オッケーという感じだった。以前いたチームのボスはタイムマネージメントのできない人だった。深夜12時に打ち合わせを入れるのだから。

それが働き方改革で深夜残業が禁止され、評価制度に業務効率化を加えると途端にボスの態度が変わった。残業するヤツは無能とばかりに。

残業時間の削減はいいことだと思うが、仕事量は変わらない。自分の担当は1日のタスクが終わるまで残ってやらなければ後回しにして納品を遅らせることはできない。

私はWEBのディレクターと制作を兼務しているみたいなところがあって、コーディングに回している間に企画を書いて、上がってきたところを検証して修正指示して…を繰り返していた。実際に人を増やしてほしい、と頼んだこともあったがボスは「予算がない」としか答えてくれなかった。

そして、給与査定の日。ボスから「残業が多いのは効率が悪いからじゃないの?」と詰められた。私は自分のタスクを並べて、「これだけやってるとどうしても工数オーバーになります」と訴えた。けれど「えーそんなに大変なの?大変そうに見えないよ」との一点ばり。結局、昇給はステイのままだった。

そして、そのボスが可愛がっていた男性社員が結婚したり、家を買うと昇給及び昇級していった。

 

イラついても査定は変わらない。だったら、

その後の私はというと、当然、「このボスと働きたくない、離れたい」と思うようになった。

幸い、うちの会社は異動願いに寛容で、他のチームのプロジェクトにハマればすぐに異動させてくれた。また、工数オーバーしていた仕事は半期ごとにクライアントの予算が減っていたため降りたいという意向も出していた。

私は裏工作して他のチームに営業をかけプロジェクトにアサインしてもらったので、そのボスからはまんまと離れることができた。

私の仕事は別の人がやっているけれど、相変わらず遅くまで残ってやっているようだ。そしてボスも、予算は減っているのに仕事量は変わらないので悲壮感を漂わせている。ザマーミロである。

 

結局、給与査定を決めるのはどこの機関か、誰かによって変わってくる。

アメリカの鉄道員は、給与の査定をボスがするのではなく機関が行うからこのようなことが発生する。

とりあえず、不当な扱いを受けたと感じたら、異動願いや転職などして不当な判断をした相手から離れることが得策である。